地震の備えと地震の際の注意に対する専門家のアドバイスを列記しておきます。
<地震の際の対処>
余震の時に行動を。余震のあと大きな揺れがきます。関東沖で地震源の場合は余震から40秒後に大きな揺れが来るらしい。そこで私たちは大きな揺れがきてから逃げたり、安全対処をしようとしますがその時点ではもう遅く、何もできないらしい。そこで大切なのは余震がきたらすぐ行動することが大切ということです。それではその短い時間に何をしたらいいのでしょうか。
ブレーカーを下ろす
ガスの元栓を閉める
ドアの鍵を開けておき、鍵の突起をだしておけばドアが開かなくなるのを防げます。
ビル街にいた時に地震がきたら、ガラスなどが落ちてくるのでビルから離れましょう。又は新しくしっかりしたビルに逃げ込みましょう。そのためには毎日の通勤路にどこに逃げたらよいか前もって決めておきましょう。
地下鉄に乗っている時に地震がきたら外にでないことが大切です。外の地下通路は電線など危険な箇所が多くあります。
<震度と耐久力の実験をしながら>
今固定している金具がどれほどの強度があるのか一度人間の力で揺らしてみることが大切である。震度5位の揺れを想定して実験するのである。震度5程度の地震は地震の大きさとしてはたいしたものではないかもしれないが、それの実験だけでも色々なことがわかってきます。いま取り付けている金具がどの程度の強度なのかがわかるし色々な問題点がでてきます。
<家や家具の備えは震度7を想定しての備え>
地震の備えをする時にもっとも大切なことは地震は必ずくるものだと気持ちで備えることです。いつくるかわからないという気持ちで備えることとは全然備えの結果が異なってきますし、地震の大きさも震度5程度の地震を想定しているとどうしても油断がでてしまうので震度7を想定して備えをしていった方が実際に役に立つ。震度5と震度6では数字的には1しか違いがないが実際の地震では相当に違い、ましてや震度7ともなると揺れが格段に大きくなってくる。備えを全くしないよりはどのようなものでもした方がよいが大きな地震がきても家や家族の命を守れる備えをしていかなければ充分とはいえない。でも震度7の地震でも耐える準備とは一夜にしてできるものではなく、本格的な考え方と知識と知恵が必要となってくる。
<できるだけ家の中に物をおかない>
家具や電化製品をしっかりと固定することも大切ですが、できるだけ家の中に物を置かないことはとても大切です。とくに寝室には家具は置かないように工夫しましょう。また玄関も注意で、とくにガラスや陶器の置物は壊れやすいので置く場合でも割れないよう、落ちないように注意する必要があります。ガラスや陶器類は地震の時には割れて凶器に変わるのです。台所や居間も最低限の家具を置くようにしましょう。
<重いものは棚の上に置かないで下の方に置く>
本棚や食器棚、その他家具は重いものを上の棚に入れておくと家具が不安定になるだけでなく物が落ちてきて危険なので下側の棚に置くようにしましょう。とくにガラス、陶器類は危険なので下側に置きましょう。重いのを下側に置くことによって地震の際にも重心が下側にあるので倒れにくくなります。
<非常用の懐中電灯は必ず備えておく>
電池式電灯には2種あってひとつは先を照らす電灯ともうひとつは全体を明るくする電灯である。災害の電灯というとすぐ先を照らす電灯をあらわしますが、実際に使ってみると停電になったら役に立つのは全体を明るくするランプ式の電灯の方である。その理由は何かを探す場合は普通の懐中電灯の方が明るく探しやすいですが、地震や災害での電灯の役割は物を探すというよりは停電のために暗くなった部屋を明るく照らすための方が多いのです。部屋が明るくなっただけでも気分がだいぶ楽になります。また物を探す場合でも問題はありません。室内でも屋外でもランプ式の方が役に立ちます。ろうそくの使用も考えられますが火を使うことが災害時には危険です。ガスが漏れていたりすれば爆発の危険があり、また地震の余震などがきてろうそくが倒れたりすれば火災の原因になってしまいますので、電池式電灯の方が安全です。懐中電灯を備えておくときの注意として、しばらく使わない場合は電池を抜いておいた方が良いと思います。電池を入れたままにしておくと電池から液が漏れだし、電池が使えなくなるだけでなく、電灯そのものまで錆びてしまっていざという時に使えないということになりかねないのです。また予備の電池も必ず多めに買っておくようにしましょう。
<写真の保存はCDやDVDに>
写真はいざというときはほとんど持ち出せないもの。でも今までの思い出がみな消えてしまうのはあまりにも寂しい。そこで思い出の写真はデジカメやスキャナでコピーしてCDやDVDに残しておきましょう。そうすれば災害のときも緊急持ち出しの中に入れておけば持ち出すことができ思い出の写真を失うことはありません。
<災害情報はテレビで>
災害の情報といえばすぐラジオと頭に浮かんできますが、ラジオの情報は情報量が少ないうえに状況を目で見ることができないため正しい判断をすることが難しいのです。いざ災害になると圧倒的にテレビの情報量は多いので備えとして災害の時でもテレビを見れるようにしたいものです。ポータブルテレビとかもありますが、電源などの問題もあり、一番いいのはテレビが視れる携帯電話が良いと思います。
<発電機の備え>
発電機は高価(最低でも5万円)なので簡単に買える品物ではないが災害時に活躍してくれるのは確かである。地震などの大きな災害ではほとんど停電になるからだ。そうなればテレビも冷蔵庫も使えなくなる。テレビが見れなければ地震情報を入手するのは難しくなる。また夏場なら冷蔵庫の食品はすぐに腐ってしまう。そのためにも発電機があれば助かる。でも一番の問題はガソリンの備蓄である。発電機はガソリンがなければ何の役にも立たないからだ。ガソリンの備蓄これが難しいのです。ガソリン専用容器を購入してきても保管場所が問題である。外に置いておいたら太陽の熱で発火が怖いし、家の中に置いてても心配である。一番いいのは自動車のガソリンタンクを常時多めに入れておいて災害時にタンクから取り出すことだがこれがなかなかできない。どうしたらできるのだろうか。知っている方はメールで教えてほしい。我が家は井戸水なので電気さえ確保できれば災害時でも水は確保できるのです。注意しなければならないのは災害時にテレビやパソコンを使用することが目的ならインバーターの発電機を購入する必要がある。最近は太陽発電がかなり急速に開発されてきている。ソーラーパネルを持ち運びできるしなものだ。でもまだかなり高い。1セット18万円ぐらいする。必要なものはソーラーパネルとバッテリーとインバーターの3種だ。これからもっと安くなればかなり普及するのはたしかだ。
<災害で家を失ったら大変なことになる>
我が家は以前家が壊れてしまったら土地がるのだからテントでも張って暮らせばいいとか、安いプレハブを買ってくればいいと気楽に考えていましたが、神戸や新潟の地震で被災された方々を見ていて家を失ったら大変なことになることがわかりました。家が壊れなかった家族と壊れてしまった家族とで災害後の生活はまったく異なることがわかりました。何もかもが失ってしまった方々が新しい家を建てるのは大変なことです。さらに以前の家のローンが残っていればダブルパンチで以前のローンを払いながら新しい家のローンを払わざるを得なくなるからです。国からの援助はたかがしれたものでしょう。そう考えれば災害で絶対家が壊れないようにしなければならないという考えに変わってきました。家具や電化製品は壊れてしまったらまた買えますが、家屋はそうはいきません。家屋そのものが壊れないように万全の備えをしていきましょう。
<家族の避難場所はあらかじめ決めておきましょう>
家の近くには指定された避難場所が決められていると思います。地震や災害が起こった時はそこに避難することを家族で決めます。避難場所が遠すぎる場合はとりあえずの避難場所を決めておきます。家のすぐ近くの公園とか建物の丈夫な公民館とか施設の駐車場などに緊急持ち物だけをもって避難します。そこで様子を見たほうが安全な場所があります。地震がおさまったら家に戻り、まだ続きそうだったら被害の状況見ながら指定された避難場所に移動したり。必要なもの(食料やテント、寝袋など)を家からもっていきます。避難する場合は必ず家のドアなどに行き先を書いた紙を貼っておきましょう。家族がそれぞれ職場にいる時に災害が起きた時はどうするかも話し合って決めておきます。職場の避難場所はどこか、どこに集合するか、連絡はどうするかなど決めておきます。残念ながら携帯電話はほとんど使えないと思ってよいでしょう。
<災害の備えは常に改良に改良を>
一度備えをしてしまえばそれで万事OKとはいきません。たえず工夫改善していかないと実際に役立つ備えとはならないからです。そのためには常に災害情報に耳を傾け災害からの教訓や備えのアドバイスを取り入れていく必要があります。
<備えの実践ことが次のアイデアのステップ>
何でも実際にやってみなければ気が付かないと、アイデア、役に立たないことなどを知ることができません。災害用の食品でも何でも実際に食べてみましょう。怪我の応急手当も実際に包帯を巻いたりしてみましょう。実際にやってみることによってもよい備えのアイデアが湧いてくるのです。
<保険にはいっておきましょう>
備えには限界があります。完全に家屋が壊れないように備えることができません。そこでもしものために災害保険に入っておきましょう。今住んでいる状況に適した災害の保険を選びましょう。地震はどこでも可能性がありますが、他に水害の危険性が高い地域、台風の危険など。また保険に入る時はいざ災害になったら保険がおりなかったということがないように保障の内容をしっかりと理解しておくことが大切です。
Writer is S.Suzuki
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